ウェールズを後にする前に、ぜひウェールズの首都である『Cardiff(カーディフ)に寄ってみたい!』というねこなすの要望により、ロンドンへ帰る前にちょっと寄り道。
Cardiff Bay(カーディフ・ベイ)はThe National Assembly for Wales(ウェールズ議会)ができると決まるとともに大発展。
そしてその議会もこのベイ・エリアにあるのです。
この議会がまた素敵!リチャード・ロジャーズによるデザインで、ウェールズを代表する建築材スレート(粘板岩)、木材、ガラスなどの自然資材を多用。ディーテールに要注目。
ねこなす一家もウェールズ議会を見学。中に入るまでにセキュリティがあって、そこを通過すると議会。
私達が行った時も討議中で、2階から一部見学できます。
このベイ・エリアには他にもショッピング、レストラン、ミレニアム・センターなどが集まっています。
このWelsh Millennium Centre(ウェルシュ・ミレニアム・センター)でもスレートが大活躍。
ウェールズの建物だなって感じがヒシヒシと伝わってきます。
カーディフの中心地ではどこもかしこも工事中。
ここには大きなショッピング・モールができるそう。「St David's 2」という名のショッピング・モールは2009年に完成予定で、ジョン・ルイスも入店するそうですよ。
そして目指すはカーディフ・マーケット。ダンナがいうにはここにlaverbread(ラヴァーブレッド)があるに違いないということでした。
そして彼の感はあたったのです!
あったよ、あった!!
何をホザクか、ねこなすよ…という方はこちらへどうぞ。謎が解けるでしょう。
そしてマーケットの中はこんなふう。たくさんの肉屋が目についたのは私の気のせい?
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下町ロンドン発、主婦ねこなすが綴る何気ない庶民の暮らし。 A Japanese homemaker writes about her life in London.
Wednesday 31 October 2007
Monday 29 October 2007
Pembrokeshire Coast National Park (3)
今度はSolva(ソルヴァ)という村からウォーキングに出発。
このコースは約5マイルちょっと…8kmくらい。
港はちょうど引き潮で、ボートが泥の中に座っていたりするのでした。
ソルヴァの港から登っていって、後ろを振り返ってみると、こんな感じに村が見えます。
朝陽を受けて村全体がとっても綺麗。
そして前に目をやれば、視界が広がり海が広がっているのです。
しばらく歩いていくと、こんな崖っぷちに…これでも一応ウォーキングのコース。
あんまり近づくと、落ちそうで怖い。
あまり見慣れない野鳥を見かけました…Peregrine Falcon(ハヤブサ)らしき鳥が3羽頭上を飛んでいたのです。
おそらく野ネズミなどの小動物を探して飛行していたのでしょう。
この遠くに見えるのがさっき出発したソルヴァの村。
それからこの辺りの茂みで、今度は本で読んで話しには聞いていたChough(ベニハシガラス)がすぐ側を飛んでいきました。
この鳥は一見カラスのように見えますが、よく見ると赤くて長い嘴、足も赤いのです。
これは下町ロンドンでは絶対見られない鳥なんですよ!
子供たちと一緒にちょっと興奮してしまったねこなすです。
そしてウォーキングは続き…ゲートを跨いで農場を横切って道なき道を行く私達。
すみませんね、お食事中…ちょっとお邪魔しています。
こういう木材でできた道標ってとっても味があります。
字もちょっとぼやけ始めていて頼りなげな気もするけど、いい感じ。
ソルヴァに戻ってから、お昼はこのパブへ…The Cambrian Inn(カンブリアン・イン)。
私のはButty Bach(バティ・バック)というWye Valley Brewery(ウェイ・ヴァリー醸造所)の地元エールで、ハーフ・パイント。
よく歩いた後は美味しいビール。
ダンナはサイダー…ちなみにウェールズのではありません。
このパブのご飯も結構いけました。私のお昼ご飯は「今日のオススメ」のメニュー、「地元で捕れたカニのサラダ」。
ダンナはフィッシュ・パイ、子供たちはフィッシュ&チップス。
そしてこの日の夕日…こんな素敵な夕日は久し振り。
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Sunday 28 October 2007
Pembrokeshire Coast National Park (2)
ウェールズを歩く旅はまだ続きます。
ここはSt. Davids(セント・デイヴィッズ)という小さな町の近くにある村、St. Justinians(セント・ジャスティニアンズ)にある救命艇派出所です。
この中に入って救命艇の見学もできるんですよ。この派出所は140年くらい続いているそうです。この新しい建物の裏には古い派出所がまだあるんですよ。
そしてその真正面に見えるのはRamsey Island(ラムジー・アイランド)。
この辺りにはハイイロアザラシがたくさん生息しているんですよ。
こんなところにもアザラシがいないかな、と覗き込んでみたり。
お昼はPorthgain(ポースゲイン)という村の、18世紀からあるというSloop Inn(スループ・イン)というパブで食べました。
もちろん地元のエールも飲んでみましたよ。Felinfoel Brewery(フェリンフォール醸造所)のエール。
さっぱりした切れ味で美味しかったです。
このパブは今はウォーカーのためのパブという感じですが、昔は産業革命で働いていた坑夫たちのためのパブだったんですよ。
1880年代から1931年まで運行していたポースゲイン鉄道で花崗岩やレンガをポースゲインから船で輸送していたのです。
その産業革命跡がこれ。
現在ここは保存地区になっているんです。
港から登ると、こういった建物の遺跡も残っています。
そして下を覗いてみれば、こんな風景。
ポースゲインの村もこんなに小さく見えます。
ここを歩きながら、約100年前には忙しい工業地帯として賑わっていたんだな、と想像すると…とっても不思議感覚。
こんなスレート(粘板岩)で作られた塀もまだ残ってました。
ダンナはこんな崖の方まで下りていくし…危ないっていうの!!
そしてダンナがアザラシを発見!
みんなで崖上に寝そべって静かにしばらく観察してたのです。
灰色の空…でも大自然を満喫!!
この後セント・デイヴィッズにも寄っていきました。
この町は6世紀に寺院ができてから、そこを中心に城壁の残りもまだ見られる素敵な小さな町。
この町のお店で初めてウェールズ人同士でウェールズ語を話しているのを聞きました。
とっても響きのいい言葉。
言葉って生きているものなんだな、と実感。
これからもぜひ英語に負けず、ウェールズ語を守っていって欲しいです。
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Friday 26 October 2007
Pembrokeshire Coast National Park (1)
Pembrokeshire Coast National Park(ペンブロークシャー・コースト・ナショナル・パーク)の一部、小さな町Dale(デール)からスタートするウォーキングにチャレンジ。
このコースは約6マイルちょっと…10kmくらい。
ここでお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、ウェールズのサインは英語とウェールズ語の表示がしてあるんですよ。
イングランドもそうですが、こんなゲートが歩道にはあります。
このゲートを開けて通ったらきちんと閉めるのがエチケットです。
これって、こういった歩道のある場所には家畜の牛や羊がいる場合があるので、そういった動物達がその周辺から逃げ出さないようにするためです。
それにこんなサインもありましたよ。
もちろんこちらは犬連れのウォーカーの人たちへの注意ですね。
ここにもしっかりウェールズ語が!
谷に入って岩からしっかり根を生やしている野草を見て心が和み、ふっと息を整えるひととき。
しばらく山を越え谷を越え…しているうちに、気がついたらこんなに素敵な景色が目の前に広がってきました。
ここまで上って来た甲斐もあったもんだ!
それにこんな崖っぷちにまでゲートが…。
なんだか潮風でもう崩れかけているような…。
そして下を見下ろすと…こんな素晴らしい南国雰囲気のビーチまで(実際海水は氷のように冷たいのだろうけど)!!
これってほとんどプライベート・ビーチですよねぇ。
下に行ってみたいけど、また上らないといけないことを考えると…『上から見てた方がきれいだよねぇ』。
そして疲れが見えだした私達…トボトボと最後のひと踏ん張り。
無事デールに戻ったのでした。
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このコースは約6マイルちょっと…10kmくらい。
ここでお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、ウェールズのサインは英語とウェールズ語の表示がしてあるんですよ。
イングランドもそうですが、こんなゲートが歩道にはあります。
このゲートを開けて通ったらきちんと閉めるのがエチケットです。
これって、こういった歩道のある場所には家畜の牛や羊がいる場合があるので、そういった動物達がその周辺から逃げ出さないようにするためです。
それにこんなサインもありましたよ。
もちろんこちらは犬連れのウォーカーの人たちへの注意ですね。
ここにもしっかりウェールズ語が!
谷に入って岩からしっかり根を生やしている野草を見て心が和み、ふっと息を整えるひととき。
しばらく山を越え谷を越え…しているうちに、気がついたらこんなに素敵な景色が目の前に広がってきました。
ここまで上って来た甲斐もあったもんだ!
それにこんな崖っぷちにまでゲートが…。
なんだか潮風でもう崩れかけているような…。
そして下を見下ろすと…こんな素晴らしい南国雰囲気のビーチまで(実際海水は氷のように冷たいのだろうけど)!!
これってほとんどプライベート・ビーチですよねぇ。
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Thursday 25 October 2007
ねこなす一家、Wales(ウェールズ)を歩く
ブログをお休みしていましたが、今日から復帰です。
子供たちの学校がハーフタームでお休みで、ウェールズはPembrokeshire(ペンブロークシャー州)へ行ってきました。
ペンブロークシャー州へは下町ロンドンから車で約5時間。交通渋滞などに巻き込まれたりするともっと時間がかかってしまうのですが、今回の旅はとってもスムーズでした。
そして the Severn(セヴェーン)河口の橋を渡ってからしばらくすると、そこはウェールズです。
ここで橋のtoll(通行税)£5.10を払います。ちなみにオートバイはタダ。
そしてこの通行税はイングランド側からウェールズ側に渡る時のみに払うことになっているので、帰りはこのゲートは無しで素通りです。
このあと「ウェールズへようこそ!」というサインがあったのですが、ビュンビュン飛ばしている車からの撮影は準備不足のためボツ。
途中の町のスーパーマーケットでその日の夕飯の材料などを買い込み、目指すはNewgale(ニューゲール)。
ねこなす一家の滞在先はニューゲールの浜辺すぐ側のキャラバンでした…ラッキーなことに知人が安く貸してくれたんですけどねぇ。
キャラバンの中はこんな風になっているんですよ。
キッチン・ダイニング、小さなリビング・スペース、2ベッドルーム、小さなトイレ・シャワールーム。
4人家族でもなんとか余裕があります。
着いて一服してから、夕暮れの浜辺を散歩しました。こんなにきれいな砂浜なんですよ。そしてよいお天気だったせいかまだ人もちらほら。
遠くに見えるのはニューゲールの小さな町。お店が2-3軒と、パブ1軒、そしてカフェが1軒。
とってもゆったりした時間を感じるひととき。
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子供たちの学校がハーフタームでお休みで、ウェールズはPembrokeshire(ペンブロークシャー州)へ行ってきました。
ペンブロークシャー州へは下町ロンドンから車で約5時間。交通渋滞などに巻き込まれたりするともっと時間がかかってしまうのですが、今回の旅はとってもスムーズでした。
そして the Severn(セヴェーン)河口の橋を渡ってからしばらくすると、そこはウェールズです。
ここで橋のtoll(通行税)£5.10を払います。ちなみにオートバイはタダ。
そしてこの通行税はイングランド側からウェールズ側に渡る時のみに払うことになっているので、帰りはこのゲートは無しで素通りです。
このあと「ウェールズへようこそ!」というサインがあったのですが、ビュンビュン飛ばしている車からの撮影は準備不足のためボツ。
途中の町のスーパーマーケットでその日の夕飯の材料などを買い込み、目指すはNewgale(ニューゲール)。
ねこなす一家の滞在先はニューゲールの浜辺すぐ側のキャラバンでした…ラッキーなことに知人が安く貸してくれたんですけどねぇ。
キャラバンの中はこんな風になっているんですよ。
キッチン・ダイニング、小さなリビング・スペース、2ベッドルーム、小さなトイレ・シャワールーム。
4人家族でもなんとか余裕があります。
着いて一服してから、夕暮れの浜辺を散歩しました。こんなにきれいな砂浜なんですよ。そしてよいお天気だったせいかまだ人もちらほら。
遠くに見えるのはニューゲールの小さな町。お店が2-3軒と、パブ1軒、そしてカフェが1軒。
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