Tuesday 24 April 2012

食品のセシウム新基準値

今月から、食品中の放射性セシウムの新基準値が適用されるようになりましたね。

飲料水は10Bq/kg、牛乳は50Bq/kg、一般食品は100Bq/kg、乳児用食品は50Bq/kg、だということです。

が、以前も、増減を繰り返すセシウム降下量でお知らせしたように、福島のセシウムの定時降下物環境放射能測定値はまだまだ増減を繰り返している状態だし・・・

ついこの間、中日新聞(ネット版)にこんなニュースがありました。

かつお節用薪の灰から基準超すセシウム 焼津で昨年8月、事業所公表せず

愛知県岡崎市内の幼稚園で、1400Bq/kgの茨城県産干しシイタケを給食に出していた、っていうのもあったしね。

こんなことがあるにも関わらず、農林水産省は、

食品放射性物質 国の基準で判断を(NHKニュースの動画あり)

なんて呼びかけています。

春野菜や学校給食について注意を喚起をするっていうならともかく、なんで、消費者のために自主基準という安全対策をとっている、小売業者や生産業者の努力を削ぐようなことをするのでしょうね?

食の研究所の記事にも、4月1日から実施されている食料品の新基準値についての問題点が示されています。
↓↓↓
政府の説明不足が目立つ食品のセシウム新基準値

この記事に登場する茨城大学の高妻孝光教授によると・・・問題点は3つ。

1)計測の体制ができていない(これまでの基準値より低い値を計測するには、食品の量を増やした上に、計測時間も長くする必要がある)

2)「100Bq/kg未満なら食べていい」という説明がない(自然界にある放射性のカリウム40などもゴッチャになってしまうので、もっと丁寧な消費者への説明が大切)

3)100Bq/kgを超えても、あくまでも「出荷制限」(「摂取制限」とは異なり、自己責任で食べることも含めて混乱を招く)

とにかく・・・

基準値の混乱がどうのこうのより、まずは、政府への不信感を取り除くことが最優先かと思います。

農林水産省には、国民(消費者)の信用を取り戻すために、根本的な食品安全と、新基準値で農水産物を出荷できない生産者への補償に力を入れて欲しいです。




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「福島原発が沈静化しました。

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東北地方の海がまたきれいになりました。

港町にも活気が戻ってきました。

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2 comments:

tatsumakineco said...

んもう、このニュース知った時、私怒り心頭だったんですが
(お分かりかと思いますが…笑)
やってた報道番組のコメンテーターが
「けしからんて言い切れない」みたいなコメントを。
「生産されてる方々の立場に立てば、政府の言うことがもっともだろうし…難しい問題です」って。
馬鹿か!?と思いました。
この人は、自分の頭でものを考えることもできない。
それなのに識者面して報道番組に出てる…@@;
多少の被曝は、みんなで受け入れようよってか!?
あきれて物も言えませんでしたよ。

nekonasu ねこなす said...

tatsumakinecoさん、こんにちは〜。

痛いほど分かります。(笑)
あ、そうそう、そういう識者もどきがウヨウヨしてますよね!
常識が通じなくなっている、というか。
そういうことを報道している場合じゃないんですが。
事実を第3者の立場で、しっかり報道してくれっての!