Thursday 16 May 2013

再び…子供たちの集団疎開を求める裁判

以前、ブログでもご紹介した、福島県郡山市内の小中学生14人が、年間1mSv以下の地域での学校教­育を求めて、郡山市に疎開を求めたふくしま集団疎開裁判
↓↓↓
子供たちの集団疎開を求める裁判
続・子供たちの集団疎開を求める裁判、とセシウム降下量また増加

なんと、4月24日に、仙台高等裁判所は­申立てを却下!
狐につままれたような「ふくしま集団疎開裁判」高裁決定

判決によると、低線量被曝の危険性を認定して「生命・身体・健­康に関して由々しい事態の進行が懸念される」とする一方、「現在直ちに不可逆的な­悪影響を及ぼすおそれがあるとまでは証拠上認めがたい」と、原告の申立て却下をしたそうです­。

ガーディアン紙にもこの裁判結果は紹介されていました。
↓↓↓
Japan court rejects demand to evacuate children
日本の裁判所が子供疎開を却下

裁判所は、政治などから独立しているはずなのに・・・今回の判決には、とても失望しました。

だって、言ってみれば、低線量被曝の危険はあるけど自治体には責任ないから自分で勝手に避難しなさい、と言ってるようなものですよね。

やっぱり、この小中学生14人の訴えを認めてしまうと、郡山市に住む小中学生全員を疎開させる義務が発生してしまうからでしょうか。

が、弁護団の光前幸一弁護士によると、福島地裁と異なり、仙台高裁では低線量被曝の危険性を認めて、「司法として晩発性被害に警鐘を鳴らし、行政による­疎開政策を促すための決定と捉えることができる」と分析しています。

その判決後の5月8日に、ふくしま集団疎開裁判の会は集会を開き、弁護­団が一審(福島地裁郡山支部)と二審(仙台高裁)の判決を比較し分析を行ったのが、下の映像です。

ちょっと長いですが、ぜひ観てください〜。



福島集団疎開裁判の会は、5月18日に新宿でデモを行う予定だそうです。

私も気持ちは参加します!

またふくしま集団疎開裁判のウェブサイトで、判決に対する声を寄せることが出来ます。
↓↓↓
速報【判決直後アクション】24日に出た判決に対する皆さんの率直な思い・考えを表明して下さい!!




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「福島原発が沈静化しました。

被災地も少しずつ復興し始め、被災者の方々にも笑顔が戻ってきました。

東北地方の海がまたきれいになりました。

港町にも活気が戻ってきました。

ありがとうございます、そして感謝します。」



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「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
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2 comments:

tatsumakineco said...

集団疎開すると、費用が莫大だからかしら…。
でも、必要なことだと思います。
望んでいる人には、少なくとも。
大丈夫ですよなんて気休めいうのはやめてもらいたい。

nekonasu ねこなす said...

tatsumakinecoさん、こんにちは〜。

人の命よりも、費用を優先させたということです。
今回のことで、哀しいことですが、裁判所の独立性はない、と確認しました。
政府、東電は、ホッと胸を撫で下ろしたことでしょう。
これから、子供たちにどんな将来が待っているのかを考えると、不安になります。