Monday 12 June 2017

保守党内閣と民主統一党

先週の総選挙の結果を受けて・・・
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宙ぶらりん議会とティールーム

保守党内閣の面々が発表になりました。

その中でも、Michael Gove(マイケル・ゴヴ)氏が、環境・食料・農村地域大臣として再び内閣入りしたのにはビックリ。

キャメロン内閣のときに、教育大臣としてかなり叩かれていて・・・

EU離脱の国民投票あとに、保守党党首に立候補したけど失敗。

そのあとはヒッソリと引っ込んでいたのに、また飄々と出てきたゴヴ氏。

やっぱり政治家っていうのは、面の皮が厚くないと努められませんねー。(笑)

環境大臣だなんて、また変な政策とか始めないといいけども。

さて今回は、保守党が過半数に達しなかったので・・・

北アイルランドの政党、Democratic Unionist Party(DUP/民主統一党)と協力して、過半数を超える状態です。

で、これが発表になったとき、一気に民主統一党についてのネット検索が増加したとか。

イギリス人も、イギリスの一部とはいえ、北アイルランドの政党についてはよく知らないみたいですね。

私も、イギリスと統合、プロテスタント支持の最右派、元党首が故Ian Paisley(イアン・ペイズリー)氏だという他は・・・

民主統一党の政策のことなんて、まったく知らなかったし。

北アイルランドの歴史的観点から、イギリス政府は中立を守るべきである、と言われています。

だから、イギリス政府は、北アイルランドのどの政党とも手を結ぶべきではないってことです。

今回の保守党と民主統一党との協力は、北アイルランドの平和維持に危機をもたらす可能性があるというわけ。

最近は、アイルランドの統一を目指す、Irish Republican Army(IRA/アイルランド共和軍)の活動はないけども・・・

私がイギリスに来た頃には、まだまだIRAによるテロがありましたからね。

1度は、ドックランドで爆弾が爆破したのですが・・・

けっこう現場からは遠いはずの、うちの窓まで爆風でガタガタなったし。

そのときは、まさか爆弾だとは思わず、スゴい突風でも吹いたのかと思いましたが・・・

ニュースで、ちょうどその時間に爆破があったと知り、あれが爆風だとわかりました。

ちなみに、IRAと一番近い関係があると言われているのは、Sinn Féin(シン・フェイン党)。

それにしても、よくよく民主統一党の政策がわかってくると、かなり偏りがあるのが見え始めます。
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From climate denial to abortion: six DUP stances you should know about(ガーディアン紙)

EU離脱派、同性婚反対、妊娠中絶反対、環境問題に疎い。

北アイルランド議会では、民主統一党が第1党なのだそう。

これを聞いて、「北アイルランドって住みにくそう」と、ふと思ってしまいました〜。(爆)

でも、視点を変えてみると・・・

北アイルランドは、EUメンバーであるアイルランドとの良好な関係を続けていきたいのだから、EU離脱も柔らかに進む可能性を追求するはず?




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